テフノン
2009年 05月 07日
日本のメーカーで、キャノンとかニコンのOEMもやっていた小堀製作所が自己ブランドで出したレンズです。
価格が安い割には画質が良く、私も過去に所有していました。
今回のオールドレンズ収集で、ズイコーの望遠に加えてもう一度テフノンの写りを体験したく、オークションで状態が非常に良いズームレンズ(80-200MacroF4)を手に入れました。
結果は ? と言うと、これは良いレンズですね ! 銀塩カメラの頃も気に入っていたのですが、改めてその画質の良さを認識した次第です。
陰影の表現と、ライカにも通じるグリーンの発色が印象的です。
F値は4の固定で、開放撮影も悪くありません。なによりも、80-200のズームで小型軽量なのが嬉しいです。
欠点は絞りが5枚羽であること ! ピント環の動作範囲が狭く、ピントが合わせづらいことでしょうか !
マクロ機能を内蔵しているので、接写も行けます ! と言うか、今回UPした写真は接写が多いですが・・・ !
柔らかく優しい描写ですね。早速、探してみます(笑)
私は新品に近いレベルだったので、多少高かった(とは言っても9千円)ですが、上手く落とせば2〜3千円で手に入れられますよ ! ヤフオクのレンズその他で70-210F3.5が2千円で出ています(オールドレンズ沼へのお誘い)
いったい、レンズの価値って何なんでしょうかね?どうやら、値段ではないことはわかりましたが・・・
ひょっとすると、カメラ側センサーその他の性能アップに伴って、古いレンズでも、いや、古いレンズこそ、秘められていた性能が開花したのかも知れませんね。
それにしても、う~ん・・・じっくり腰を据えて撮る場合、もしかしたら、ZDはいらないのでは??
まだ結論を出すのは早いですよ (笑)
最新のレンズには、それなりに良さがあります。
広角側はオールドレンズでは対応できないし、逆光性能はデジタルの方が数段上です。
それから、私が撮影している写真には空が入っている写真が無いでしょ !
今のところ、キレイな空が撮れません。
オールドレンズも捨てたものではない ! と言うところでしょうか !!
ポイントは仰るように、ボディにあるかと思います。
E-3がオールドレンズの良さを引き出している ! と思いますよ !
E-1も悪くありませんが、差は歴然としています。
デジタル(フォーサーズ)では望遠側の単焦点レンズが松レンズしかありません。
手軽に望遠を楽しめませんよね ! 望遠こそフォーサーズの利点を生かせる領域なのに。。。
ま、冗談は置いといて、ボケ味については好き好きはあるものの、やっぱりZDの方が感じが良いのではないでしょうか。オールドレンズは、総じてベチャッとしているような気がしています。
これまで紹介してきているレンズは、開放か開放に近い条件で撮影しています。
今、使えるレンズが絞れてきています。
135F2.8と180F2.8、300F4.5でしょうか ! テフノンやタムロンも面白いと思いますが、やはり望遠の単焦点かと思います。
180F2.8が今日来たので2〜3枚撮ってみました。
これは素晴らしいレンズです。明日、仕事なので、日曜日に撮影に使ってみたいと思います。
50F1.4は良いレンズだと思いますが、35-100と比べてしまうと(笑)
600mmというレンズがあるようです。ジャンクでもいいから手に入れようかと思っています。
テフノンは予想以上に良いレンズだと思いました。
しかし、多分これ1本きりだと思います。たまに引っ張りだして撮影する分には良いですが、常用レンズにはならないでしょうね !
オールドレンズに見事に嵌ってしまいましたが、お陰で松レンズからは抜け出せたようです(笑)