薔薇の描写 銀塩(ポジ) 2
2010年 07月 17日
全部、凄過ぎですが、1枚目が1番かな?
ド・アホな柴犬でも、黄色の薔薇を撮るのはとても難しいです。
あ、結婚より、フィルム・カメラを選んだ訳じゃないですよ(笑)。
結婚は一人では出来ないので・・・・。
連休ゆっくりして、柴犬ブログにお顔を見せて下さいね!
銀塩の解像度は、絞りとかの条件さへ合えば、3千万画素とか言われています。
実際、ポジで撮った写真を、エプソンのGT-900でスキャンした原画は、実に緻密な画像ですよ。。。
あと、質感があるのですね。。。
この5枚は質感を重視して選択しています。
特に最後の2枚は、デジタルではなかなか出ない質感だと思います。
光りと影のグラデーションが、被写体に微妙な立体感を与えていると思います。
解像度を落した写真ではわからないかもしれません。
原画をお見せしたいところです・・・
銀塩は味わいがあって本当に良いですよ !!
ただ、スキャナーで画像を取り込む必要があるのが難点ですね。。。
ネガから直接取り込むには、フィルムスキャナーか、ベットスキャナーの上級機が必要です。
ブログにUPする程度であれば、プリントした写真をスキャンした方がいいかもしれませんね。。。
あと、モノクロの方は、専用のフィルムが必要で、且つ、一般の写真店では現像できません。
リバーサルフィルムと同じ扱いになります。
カラー(ネガ)から始めた方がいいと思いますよ。。。
銀塩写真を撮影していると、撮影の基礎を思い出します。
デジタルでは撮り直しが容易なので、基礎を無視した撮影をしていたと反省しています。
僅か36枚のフィルムでの勝負ですから、一枚一枚大切に撮ります。
忘れていた感が戻って来ています。
どれも素晴らしいと思いますが、やはり1枚目が断然ステキだと思います。
合焦部から背景へと、物語が継続しています。バラ園のような所で撮られたのでしょうが、ボケた背景から、中性ヨーロッパへ紛れ込んだ印象を得ました。
花自体の質感については、4枚目に圧倒されました。このような薄い色の花の描写は、デジタルより銀塩の方が圧倒的に優れていると思います。解像感ならデジタルの方が上でしょうが、何と言うか、嘘くさくなるんですよね!
いや~、良い写真を拝見しました。
ホントはまだあるでしょ?(笑)
この薔薇の写真は、近くにある荒巻バラ園で撮影しました。
オブジェとかもあるので、背景を入れるには苦労しません。
シーズンになると観光客が多いので、背景に人が入るのが難点ですが。。。
地の利を生かして、朝早く撮影にいくようにしています。
銀塩の良さは、明暗のコントラスト・グラデーションにあると思います。
結果、微妙な立体感が表現できるのですね。。。
デジタルの方がキレイに写りますが、確かに嘘くさいです !!
今回は秘蔵はありません(笑)
秘蔵するとすれば、やはり4枚目でしょうね。。。