モルト交換 挑戦
2010年 01月 31日
そこで、今回、モルト交換に挑戦してみることにしました。モルトはヤフオクで500円〜1000円程度でカット済みのものが出品されています。自分でカットしてもいいのですが、精密な切断工具が必要だし、そんなに頻繁に交換するものでもないので、今回は手抜きをしました。私の場合は送料込みで1200円でした。
まず、小手調べにオリンパスのOM30です。ジャンクを3千円程度で手に入れたものですから、安い授業料です。
ミラーボックス内のモルトは幸い劣化が少なかったので、フィルムボックス内のモルト交換のみとしました。
古いモルトはシンナーを浸し、綿棒・ピンセット等で取り除きました。シンナーを乾かした後、両面テープを溝に貼り、モルトを入れて行きます。
そんなに難しい作業ではありませんが、細かい作業になるので、ピンセットや小型のハサミくらいは準備しておいた方が良いでしょう。劣化が激しい場合はシンナーも必要です。
次にF5に挑戦しました。慣れもあったので、比較的スムーズに交換できました。実際に古いモルトを剥がしてみると、スカスカで劣化が進んでいることがわかります。
さすがF5の場合は前の所有者が大事に保管していたのか、ミラーボックスや他のモルトは殆ど劣化していなかったので、フイルムボックスの蓋の溝の交換のみに止めました。
精神衛生上も良いですね ! たかがモルトですが(笑)
今日は残念ながら天気が悪く、試写ができませんでしたが、来週にでも撮影してみようかと思っています。
E-100RSで撮影
左から、裏が接着面になっているモルトと、カット済みモルト、カット済みの両面テープです。カット済みモルトは約3台分です。
OM30です。
張り替え後のフィルムボックスです。右側のシールド用モルトも張り替えています。
ニコンF5です。多少擦り傷がありますが、使用頻度の少ない美品です。
F5専用の新品のストラップと、ニコン用のハンドストラップ、マグニファイングアイピース DK-17Mをヤフオクで手に入れ、付けています。
張り替え前のフィルムボックスです
下の溝の古いモルトを除去しました。
両面テープを溝に貼りました。
モルト交換後のフィルムボックスです。メーカーで交換して貰ったら幾ら掛かるのでしょうね ?!
ついでに右下の塗装剥げをペイント(レタッチ)しました(笑)
この後、オリンパスのL1も交換しようとしたのですが、なんと溝には最初からモルトがありませんでした。
溝が二重構造になっていたりで、必要ないと判断したと思いますが、一体型のファミリータイプ !!手間を掛けずに造っているのですね。。。
モルト交換は僕も銀塩時代に何度かありますが、自分でするのが
恐くて修理センターでやってもらってましたよ(ーー;)
自分でモルト交換をするフォトンさんは凄いと思いますよ(尊敬)
流石、フォトンさんは、銀塩機種の手入れも、万事抜かりなしですね。
それにしても、キレイなF5ですね。
銀塩カメラの頂点に立っていたと思うと万感ですね。
暗夜行路さん、フォトンさんを追うようにして、始めたblogが1年になりました。ひとえに、皆様のおかげですが、中でも、暗夜行路さん、フォトンさんの影響なくして、私のblogはなかったと思います。
これからも、良き目標として、頑張って頂ければと思っております。
遅くなりましたが、フォトンさんも、一周年おめでとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
いやぁ~、面倒くさかった!
軽く考えていたので、100円ショップで薄手のフェルトを買って自分で切ったのですが、なかなかうまく切れなかったですね。
やっとこさカットした後、両面テープを貼り付けたまでは良かったのですが、それを溝に入れるのが一苦労でした。
テープが溝の横にくっついちゃうんですよね~。
そこで色々試行錯誤したのですが、無水アルコールをスポイトで溝にドップリたらして、素早くフェルトを差し込み、アルコールが乾かない内に爪楊枝の尻で位置を合わせて放っておくと、アルコールの蒸発と共に固定されて、バッチグーでした。
L1などでは、最初からエンプラが遮蔽構造になっているので、必要無いと聞きました。
モルト、ずいぶん安く手に入れましたね。私はジャパンホビーツール
で250×125mmが2000円くらい、モルトブレーン専用カッターが1000円位しました。通常のカッターでは刃が薄すぎて切削するときは難儀します。モルトブレーンはLEICA VE14-50mm とSP90マクロの鏡胴に巻いています。そうそうE-1のボデイも張替えしました。
E-3の液晶モニターの周囲にも貼り付けています(笑)
しかし、フォトンさんのヤフオク活用術は大したものと感心しております。
正直、私もモルト交換は初めてです。
銀塩時代は、モルトを交換するほど長期間使っていたカメラはありませんでしたので・・・
モルト交換は、モルトがカットされていれば比較的簡単です。
一番面倒なのがモルトのカットだと思います。
私が手に入れたF5は当たりだったと思います。でも、ストラップからボディキャップに至るまで付属品なしで、そんな付属品を手に入れたらそこそこのお値段になってしまいました(笑)
ところで、ブログを開設してから1年が経過したのですね !
この1年間でブログにUPした写真は(300M越えているので)千枚近い枚数になると思います。
ブログ開設は、写真撮影の励みになりました。
デジイチにのめり込んだのは、思えば、kiyoさんから14-35を薦められたのがきっかけだったと思います。
レンズ沼に嵌ってからは、レンズの使いこなしに熱中してしまいました。
今年は、銀塩写真とカメラ本体の使い方を研究したいと思います。
OM4で挑戦されたのですね !
カットから始めたとは、よくやりましたね。。。1〜2mmの幅でモルトをカットするのは至難の業だと思いますよ !
両面テープの溝への接着は、私も苦労しました。
モルトは、OM30・F5共に下の溝が凄く痛んでいました。F5のモルトもかなり痛んでおり、多少粘ついていました。
多分、撮影者の吐く息が影響しているのではないかと思います。
暫く使っていると、裏蓋が濡れてきますよね ! なにか防ぐ手段はないのでしょうか ?
まあ、多分1年程は持つと思いますが・・・
私もジャパンホビーツールから購入したことがあります。
カニ目レンチですが、結構高いですよね ! その後、ヤフオクでもっと使い易く、大口径にも対応したレンチを購入しました。
ヤフオクの方が安く手に入る場合が多いですね !
丹念に見て行けば、必ず欲しい物が出品されています。
モルトのシートが余っているので、三脚にでも付けようかと思っております。
やっと復活しました。またよろしくお願いします。
今回の記事は保存版ですね~
父秘蔵のF5とF100をゲットできたら一度試してみます。カニ目レンチはノギスを改造して自作しちゃいました。もっとも掃除のテクニックはまだまだですが。
お久しぶりです。
いつ復活されるか、心配しておりました。
F5とかF100も販売されてから10年以上経過しています。
モルトも交換の時期に来ているかと思います。ゲットする前に交換して差し上げたら如何(笑)
カニ目レンチを自作とは凄いですね ! 一つあると何かと便利ですよね。。。掃除は綿棒とエアークリーナー、ハイパークリーンが必需品ですね !
裏蓋の濡れは、絶好の被写体を前にしたフォトンさんの鼻息が荒いからですね(笑)
対処法は・・・死ぬまで呼吸しないことでしょうか(爆)
鼻息よりも涎が出ますよ (笑)
鼻血は出ませんが・・・
3000円でモルト交換できるのなら、業者にお願いした方が良いかもですね !
F5をオーバーホールに出すと3万円以上掛かるらしいですが、中古がその程度で買えてしまうので、考えてしまいます。
死ぬまで呼吸しないのは現実的な方法ではないので、マスクでもしようかと・・・多分、変質者だと思われますね(瀑)